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その昔、ナイル川は毎年夏になると氾濫し、流域住民や農作物に大きな被害を与えていたそうです。 そこで川の氾濫をコントロールしようとして、1902年に建設されたのがこのアスワンダムでした。 しかしその問題はこのダムでは解決されず、さらに上流にアスワンハイダムを建設することになりました。
アスワンダムの上流にあるさらに規模の大きなダムです。1972年に完成しました。 このダムの建設により、それまで氾濫を起こして流域住民を悩ませていたナイル川が、治水されるようになりました。 ダムの上流側には、貯水によってできた全長500kmにもおよぶナセル湖が、遠くアブ・シンベルのほうに向けて続いています。
ピラミッドやオベリスクなどの建設で使用された花崗岩の石切り場にある切りかけのオベリスクです。近くで見るとその巨大さに圧倒されます。 大昔にこんな大きなものをどうやって切り出したのか興味深いところですが、やり方としては一定間隔おきに切り込みを入れ、そこに木製のくさびを打ち込んで、その木を水に濡らします。するとそのくさびが膨張して、周囲の石が割れるという仕掛けのようです。 じゃあその切り出した石はどうやって下流に運んだのかというのも興味深いですが、ガイドさんの話によるとナイル川の氾濫を利用して、川を使って運んだそうです。うーむ。昔の人の知恵には驚かされます。 当時、建造に使用された花崗岩の多くは、アスワン周辺で切り出されていたそうです。