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エジプトへの行き方
エジプトの玄関口カイロへは、関西空港からエジプト航空のノンストップ直行便が出ています。また成田空港からもマニラ、バンコク経由でエジプト航空の便が出ています。関西空港からは月土の週2便、所要約14時間、成田空港からは水土の週2便、所要約21時間です。
エジプト航空以外ではヨーロッパ系航空会社を利用して、それぞれの本拠地経由でカイロ入りすることができます。私はアエロフロートを利用し、モスクワ経由でカイロ入りしました。ちなみにスケジュールは以下のとおりでした。
成田発 13:00 SU576 モスクワ着 17:25
モスクワ発 21:55 SU441 カイロ着 01:30
でした。成田からエジプト航空を利用して行く場合は、
成田発 16:00 MS865 (マニラ・バンコク経由)
カイロ着 05:45
となります。
空港にて
カイロ空港は第1ターミナルと第2ターミナルがあり、アエロフロートやエジプト航空などは第1ターミナルに到着します。第1ターミナル自体は大きくないのでわかりやすいと思います。またエジプトの空港ではセキュリティチェックが厳重で、たいてい空港ビルに入るときと搭乗ゲートへ向かうときの2回、荷物のX線検査とボディチェックがありました。
(入国時)
−両替、ビザ−
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| ビザ |
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エジプト通貨
下左から横へ1,5,10,20LE、
上左から横へ25,50pt |
第1ターミナルビルへ入るとすぐに銀行の窓口が並んでいて、ここでビザの印紙購入と両替ができます。ビザ印紙代は15US$でした。購入した印紙はパスポートに貼っておくと、入国審査時にビザのスタンプを押してもらえます。
両替は日本円からの両替もOKです。エジプトの通貨はエジプトポンド(LE)、補助単位ピアストル(pt)といいます。とりあえず必要なお金を替えておくといいと思います。ただしエジプトポンドは再両替をするのは難しいので、あまり多く替えすぎないようにしたほうがいいです。また小額のお金を混ぜてもらうようにしたほうがいいでしょう。小額紙幣はすぐにでも必要になります。1LEは約30円(2000/12現在)でした。お金についての詳細は下記参照。
−入国−
両替を済ませビザ印紙を購入したら、次は入国審査です。パスポートと入国カード(機内でもらえるかその場で書く)を提示してスタンプをもらいます。通常は特に問題なく通過できるようですが、何故か私は(というより私の並んでいた列の人たちは)ここで引っかかり、パスポートを預けさせられ、かなりの時間待たされました。うーむ。理由は今でもよくわかりません。
なんとか入国審査を通過するとそこはバゲージクレームです。そしてその横には税関があり、そこを抜けると晴れて入国です。税関はとてもスムーズになんのチェックもなく通過することができました。
(出国時)
パスポートと搭乗券、出国カードを持って出国審査を抜けると、出発ロビーには免税店やギフトショップやカフェなどがあります。ただし第1ターミナルの出発ロビーは小さく、お店も少ししかありません。またおみやげ品はハーン・ハリーリなどで値切って買うよりも高いです。街中で買い忘れたものを買う程度に考えた方がいいでしょう。
お金について
エジプトの通貨はエジプトポンド(LE)といい、補助単位をピアストル(pt)といいます。1LE=100ptです。エジプトのお金は非常に使い古されたものが多く、銀行で両替する際もボロボロの紙幣をくれたりします。これがあまりにボロボロすぎて破れていたりすると、使うとき受け取りを拒否されたりすることもあるので注意が必要です。もしどうしてもそういうお金を手に入れてしまったら、セロテープなどできちんと破れを修理してから使えばOKだったりします。
また、ホテルや土産物屋、レストランなどでは米ドルも使えることが多いです。場合によっては日本円も使えたりします。したがって米ドルの小額紙幣も持っていかれるとよいと思います。
バクシーシについて
エジプトにはバクシーシという習慣があります。これはなかなか日本人には理解しにくいものなんですが、わかりやすくいえばチップのようなものです。本来の意味はサービスに対するお礼(チップ)ではなく、豊かな人が貧しい人に分け与えるという宗教的な習慣から来ているようですが、旅人にとっては実質的にはチップと考えてもいいかもしれません。
具体的には写真を撮ってもらったり、撮らせてもらったりとか、観光地でちょっと案内してもらったり、説明してもらったりとか、ちょっとしたいろいろな場面で「バクシーシ」といって相手が要求してきたりします。最終的に払う払わないはその人の判断になりますが、一般的に払うような場面では相場の額を払うほうがいいかもしれません。
とはいってもチップ的なものを相手から要求されるというのは抵抗があるものですが、払うと気持ちいいほどサービスがよくなったりすることがあります。ただバクシーシ欲しさにサービスの提供を強要してくる人もいますので、いらない場合ははっきりNO!といって断固とした態度をとったほうがいいでしょう。
トイレについて
ほとんどのトイレには、トイレおじさん(おばさん、おにいさん)がいます。用を足した後、親切に蛇口をひねってくれたり、トイレットペーパーをくれたり、エアタオルのボタンを押してくれたり。。。などなどサービスをしてくれますが、チップ(バクシーシ)を要求されます。その場合の金額の目安としては50ptでOKです。もし小額紙幣がない場合はあめやガム、ヘアピンなんかでもOKだったりします。また2人で1LEとかでもOKです。ときどき向こうから2LEとか1$とか要求してくる場合もありますが、それは要求どおり払う必要はありません。またなんのサービスも受けない場合は、お金を払う必要はありません。(というか私が見たところ払っている人の方が少ない気がする)
写真撮影について
遺跡や博物館などでは、写真撮影をするのにお金がかかる場所があります。通常はカメラ(またはビデオ)持ち込み用のチケットを購入します。その場合でもフラッシュ撮影は禁止のところが多いのでご注意ください。カメラ代はだいたい10LE程度ですが、ビデオとなると100LE程度も取られたりします。特に希望のある人以外はカメラの方が無難です。
また人物などを撮影する場合、子供たちは概して写真に写りたがったりする子も多いですが、必ず一言断るようにしたほうがいいです。特に女性は撮影されるのを嫌う人がいるので要注意です。カメラを向けただけでも大声で「NO!」と怒られたりします。ご注意を!
ショッピングについて
観光地の土産物屋やカイロの市場ハーン・ハリーリなどでは、基本的に定価がなく、値札も貼ってありません。ショッピングは店の人と交渉して買うことになります。最初に価格を聞くとかなり高い金額を言ってくるので、ここから思いっきり値切って買います。どのくらい値切ればいいかは物にもよりますが、あらかじめ相場を調べておくといいかもしれません。私はだいたい1/3から1/4程度まで値切っていました。あとは交渉のコツしだいですが、私の場合、大げさに高すぎる表現をして、自分の言い値にある程度まで近づけて、「もういいや」といって立ち去ります。するとたいてい後から大きな声で「ミスター、OK、OK」と言ってきて、晴れて交渉成立というわけです。
それからよく言われることですが、あと一歩でなかなか値が落ちにくいときは、日本から持っていった小物(ボールペン、ライター、ヘアピン等)をプレゼントすると、交渉成立しやすいです。観光慣れしたハーン・ハリーリなどでは、向こうから「プレゼント」と言って要求してきたりします。
ピラミッド周辺や遺跡などの観光地に行くと必ず土産物屋があり、またおみやげを売り歩く人がいたりします。日本人とみるとたいてい「ぜんぶで1000円」とか「10枚1000円」とか片言の日本語を話して置物や絵を印刷したパピルスの紙持って寄ってきます。ちなみにパピルスはにせものだったり、質が悪かったりするそうです。こういう人たちの中にはかなりしつこい人もいるので、いらない場合ははっきりNOと言って立ち去るのがいいです。ただ、それでもついて来て10枚1000円だったのが、15枚1000円になり、20枚1000円になり。。。とどんどん増えていったりします。紙幣でないと換金できないため、1000円から値段が下がることはないですが、パピルスの枚数などはどんどん増えるので、もし25枚くらいなら質が悪くてもおみやげ用としていいかなと思ったら買ってもいいかもしれません。ただその場合はかならず枚数をその場で確認して、お金は一番最後に渡すようにしましょう。
地方の観光地の土産物屋に行くと盛んに、置物やガラベーヤなどを指して「ワンダラー(1$)、ワンダラー」と声を掛けてきます。「えっ、ガラベーヤが1$で買えるの?」と興味を示すと、とたんにガラベーヤをはおらされ、「テンダラー(10$)」と値段が変わってしまいます。つまり「ワンダラー」というのは一種の誘い文句で、実際に1$ということはありませんので騙されないようにご注意ください。もちろん値段が納得いかなければ買う必要はありませんので、値切り買いに強い方はいくつかの店を回ってどこまで値切れるか試してみるのも面白いかもしれません。ただし人によっては一度店に入るとかなりしつこいです!
観光について
観光の目玉であるピラミッド周辺には、らくだ引きのおじさんがいて、盛んに誘いにきます。しかし悪質な人もいるので注意が必要です。乗るときには事前によく値段を交渉し、お金は最後にらくだを降りてから渡すようにするのが無難です。先に金をよこせというようならくだ引きには要注意です。
また3大ピラミッドの見える展望所などでは、いっしょに写真を撮ろうとか、写真を撮ってあげようとか言ってにこやかに近づいてくる人がいますが、あとでお金を要求されます。例え「ノーマネー」といって来ても、何かしら理由をこじつけて必ずあとで金を要求してくるのでご注意ください。
また警備をしている警官などでも、一緒に写真を撮らないかと言って来たりしますが、あとでバクシーシを要求してきたりします。
その他の観光地でも、基本的に親切に写真を撮ってあげようとか言ってくる人は、そこの係員であっても、あとでお金を要求してくると見ておいたほうがいいでしょう。もっともたいてい1、2LE程度でOKなので、承知の上でお願いしてもいいかもしれませんが。。。
エジプト考古学博物館
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| 右上から下へ博物館入場券、ミイラ室入場券、左はカメラ券 |
エジプト全土の遺跡から出土した遺品が展示されています。内部はそれほど広いわけではないですが、展示品の数は多くしかもどれも目を引くものばかりなので、エジプト文明に興味のある人なら1日がかりになると思います(じっくり見ていたら1日でも見切れないかも)。
それだけに警備も厳重でまず一番外側の門を入るときにセキュリティチェックを通り、さらに建物内部に入るときにも再度セキュリティチェックがあります。入場券は門を入ったすぐ脇にチケット売場があります。入場料は20LEです。
内部で写真を撮りたい人はカメラ代10LEが必要です。入場券といっしょにカメラ券も買いましょう。ビデオの場合はカメラ券ではダメで、ビデオ券が必要です。ビデオ券は100LEととても高く、これは考古学博物館に限らず他の観光地でも同様なので、特に目的のある人以外はビデオは持ち込まないほうが無難です。カメラ券のない人は建物内部へ入るセキュリティチェックでカメラを預けさせられます。またカメラ券を持っていても内部のフラッシュ撮影は禁止です。いたるところに係員がいてフラッシュを使うとすぐに怒られますのでご注意ください。最悪の場合はフィルム没収という話です。
博物館の2階にはミイラ室というのがあって、歴代王のミイラが展示されています。ここへ入るにはミイラ室入口にてさらに入場券を買う必要があります。入場料は40LE。さらにこの内部は写真撮影禁止です。また私語も禁止でがやがやと話していると、係員が「クワイアットプリーズ」と大きな声で注意されます。係員の声はいいのだろうかと疑問に思ってしまいますが。。。
シナイ山登山情報
シナイ山登山をするにはその麓の町(町と呼べるほどではないが)セントカテリーナを基地として利用するとよいです。セントカテリーナにはいくつかのホテルがあります。登山は町から車で数分のセントカテリーナ修道院の駐車場に行き、そこから参道を20分ほど歩くと修道院横の登山口に出ます。私は初日の出を見るために、夜中の2時半くらいから登りはじめましたが、夜は星明り以外全く光がないので懐中電灯は必携です。
登山口にはらくだがたくさん待機していて、例によってらくだ使いのおじさんが片言の日本語で「らくだ」とか「グッドらくだ」とか声を掛けてきます。らくだを使うと頂上までは登れませんが、かなり上まで楽に登ることができます。料金は15US$でした。なおらくだは登山道の途中でもたくさんいてしきりに声を掛けられました。途中から乗る場合は交渉して少し安くなるようです。らくだを利用する場合は例によって最初にきちんと交渉し、お金はらくだを降りた後で渡すようにしたほうが無難です。
徒歩で登る場合はらくだも通る坂道をいっしょに登るか、石の階段(といっても整備された階段ではなくガレ場のようなところ)をいっきに登るかのどちらかです。階段は頂上まで3750段くらいあり、はっきり言ってかなりきついです。その上足場が悪いので暗い夜はけっこう危険!らくだ道は蛇行する坂道で距離は長いが、そんなに急坂はありません。さらにらくだ道のほうには20-30分おきに休憩所があり、飲み物やお菓子類などが売っていました。
らくだを使った人も、らくだ道を徒歩で登った人も、頂上までの最後の750段は階段を歩いて登らなければなりません。これが駄目押しのようにけっこうきついです。やはり途中にお助け屋のような人がいて「ユーニードヘルプ?」とか言って声をかけてきます。お願いすると後から腰を支えてくれたり、手を貸してくれたりなど、いろいろやってくれるようです。料金は交渉しだいですが、だいたい10-20ポンド程度でいいみたいでした。
そして晴れて頂上にたどり着くと、そこにはすばらしい景色が待っています。シナイ山は周りの山に比べて突出した山なので、特徴的な周囲の岩山が一望できます。頂上には休息所もあり飲み物やお菓子を買うこともできます。またモスクや礼拝堂などもあります。
所要時間は登りは普通に徒歩で登って休憩も含めて3時間程度、下りは2時間もあれば下りてこれると思います。また休憩所は下山時には閉まっていました。普段は営業しているのだろうか?
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