エドフ
 
ルクソールからナイル川に沿って南へ108kmほど下ったところにある町です。この町にはプトレマイオス朝時代の保存状態のよいホルス神殿があります。ここはハヤブサの頭を持った姿で王権の守護神でもあるホルス神に捧げられた神殿です。
 カルナック・アメン大神殿に次ぐ大きな塔門を持っており、神殿内部にはホルス神の像があちこちに残っています。また至聖所の前室天井付近は、後にキリスト教徒が台所としてしようしたため、黒くすすけているところも見られます。

ホルス神殿塔門

ホルス神殿塔門

 大きな塔門の壁面には、プトレマイオス8世がホルス神の前で敵を倒す姿が描かれています。
 この塔門をくぐると広い中庭があり、その後に続く列柱室から至聖所まで、全体が状態よく保存されていて、当時をうかがうことができます。

ホルス神殿列柱室

ホルス神殿列柱室

 中庭を抜けさらに奥へ進むと第1列柱室、第2列柱室があります。
 第1列柱室には礼拝部屋と図書室の2つの部屋が、また第2列柱室には香水を作ったといわれる部屋があります。

ホルス神殿北回廊

ホルス神殿北回廊

 至聖所や列柱室を取り巻く回廊です。両側の壁面には、ホルス神とセト神の戦いを描いたレリーフなどがびっしりと描かれていて、なかなか見ごたえがあります。

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