珍道中

旅立ち前夜の散策
 ホテルへ到着すると、グリーンランドからの帰りの分のバウチャーも含めてドライバー氏から受け取り、ドライバー氏とは明朝8:20に待ち合わせをして別れました。結局車の中で話したところによると、私たち夫婦とMさんとはその後の行程はすべて同じであることが判明(メモ参照)。これからの長い道中お互いよろしくということで、その日はそれぞれの部屋へと分かれました。
 しかし時間はまだ7時、私たちは機内食を散々食べていたのであまり腹は減っていなかったのですが、まだ早いのでちょっと街へ出ようよということになりました。
 私「どこへ行こう?今日は日曜日だから店はあまりやってないだろうな」
 奥さん「とりあえずさっき車の中から見えたセブンイレブンに行かない?のども渇いたし、どんなもの売ってるのか見たいし」
 私「そうだね、散歩がてら行ってみようか」
というわけで市庁舎付近にあったセブンイレブン目指して、ふらふらと散歩をはじめました。途中チボリ公園を横目に見ながらセブンイレブンに到着。
 奥さん「ねえねえ、これって何だろうね」
 私「うーむ。デンマーク語しか書いてないからよくわからないよ」
 奥さん「どうしよう、まずかったらいやだし」
 私「大丈夫、とりあえず食べ物みたいだから。食えないほどまずいということはないと思うよ」
 奥さん「じゃあ、まずかったら食べて」
 私「まかしとけ!」
セブンイレブンの脇の通りをさらにまっすぐ行くとストロイエという賑やかな通りにつながっているのですが、今日はもう夜なので、グリーンランドからの帰りにゆっくり見ることにします。帰りがけに何店かあったホットドッグの屋台の1つに入り、
 私「おじさん、これとこれおくれ」
 店のおじさん「あいよ、マスタードは入れていいかい」
 私「いいよ」
 店のおじさん「ピクルスはどうする」
 私「いいよ」
 店のおじさん「じゃあ、これは」
 私「面倒だから全部入れてよ」
 店のおじさん「あいよ」
ホテルのバーで一杯てな感じで、このあとホテルのバーで一杯やっていたらその場で意識が遠のいて来たので今夜はおやすみです。

(メモ)
 私たちのグリーンランド旅行は結局デンマークのArctic Adventureという会社が行うツアーなので、方々の旅行代理店を通して申し込んだ参加者が現地で同一行程になることは多々あるようです。


(写真)ホテルのバーで就寝前に軽く一杯!
グリーンランド行き当日朝の出来事
 今日はいよいよグリーンランドの地へ足を踏み入れる日です。チェックアウトを済ませ、私たち3人がロビーでドライバー氏を待っていると、やや遅れて昨日のドライバー氏が日本人女性を1人連れてやってきました。
 とりあえず挨拶をしようと立ち上がると、私たちの前に座っていた1人の外国人も同時に立ち上がり、ドライバー氏に向かって挨拶をしています。私たちはドライバー氏に挨拶が済むと、今度は同行してきた日本人女性のほうから「。。。です。よろしくお願いします」と言われてしまいました。何がなんだかよくわからぬまま「こちらこそ、よろしくお願いします」などと答えながら、昨日空港で会えなかったもう1人の日本人というのはあの人なのかな?と考えていると(このときはキャンセルされたことを知らなかった)、その日本人女性が私たちに再び話しかけてきました。
 その女性「みなさんのお荷物はこれで全部ですか」
 私と奥さん「???あっ、はい、そうです」
 その女性「では、よろしければ参りましょうか」
むむっ、何だ、これはいったい?と、何も考えるひまもなくドライバー氏は「follow me!」と言ってみんなの荷物を一手に担いで、車に積み込んでいます。かくして私たち3人と1人の日本人女性、それに1人の外国人というよくわからないグループを乗せた車は一路空港へと向かいました。
 空港へ着くとドライバー氏はみんなの航空券を集めてチェックインをしてくれています。その間、残りの5人は後ろで待機状態です。ホテルでは慌しくて私はまだ事態が飲みこめていなかったので、私はその日本人女性に向かってもしやと思っていたことをたずねてみました。
 私「失礼ですが、もしやガイドさんでいらっしゃいますか」
 その女性「はい、そうです。グリーンランドに同行させていただきます」
なんと!これは予想外でコペンハーゲンから添乗員さん同行ツアーになってしまいました。(本来はグリーンランドの現地ガイドさんのみです。) 今回同行していただけるガイドさんは、Takanabeさんとおっしゃるコペンハーゲン在住の方で、グリーンランドのAasiaatにもお住まいになられたことがある方です。本来は陶芸のほうがご専門ということでしたが、グリーンランド在住経験もおありとのことで、こうしてときどきグリーンランドへの旅人のガイドもなさるとのことで、今回もこのツアーを主催するArctic Adventure社から突然行かないかと言われて決まったそうです。まあ事情はよくわからないけど、楽しい旅になりそうなことは間違いなしです!
 ちなみにTakanabeさんは日本語、デンマーク語はもちろん英語にも堪能な方で、私たち日本人3人と外国人1人の計4人のガイドさんです。その外国人はLさんというフランス人の方でグリーンランドへは野生動物の撮影が目的だそうです。Lさんは英語がお出来になるのでガイドさんおよび私たちとの間のコミュニケーションはもっぱら英語です。かくして私たち5人を乗せた飛行機はグリーンランドへと旅だって行きました。
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