| チリの首都、サンティアゴへ! |
今日は名残惜しいパタゴニアを離れて、チリの首都サンティアゴに旅立つ日です。私たちはおなじみのウェイター氏のレストランで朝食を取った後、ロビーで空港まで送ってくれるドライバー氏を待っていました。すると予定時間よりかなり早くドライバー氏が現れ、「Mr.。。マタ?」と名前を確認するので、「yes」と答えると、ニコやかに握手を交わし車に案内されました。ずいぶん早く来たな!もっとゆっくり朝食を食べていたら、けっこう待たせるところだった!と思いながら、ワンボックス車の後に乗り込みます。ところがどうも様子がおかしい。。。いくら私でも何日かこの町にいれば空港への道くらいは覚えてしまいます。ところが今乗っている車は、どう考えても違う方向に向かっているようです。えっ!いったいどこへ!しだいに不安が募ってきます。ドライバーに聞いてみても、これまたスペイン語オンリーの人で、訛りのある「ドント、ウォーリー」という言葉だけがはっきりと聞こえてきます。私たちはいったいどこへ連れて行かれるのだろう? 四苦八苦して問答を繰り返しているうちに、到着したのはなんと港でした。まさかこの人は私たちが船でサンチャゴに行くとでも思っているのだろうか?そんなばかな!するとドライバー氏は停泊しているフェリーの前に車を止めて、ちょっと待っててくれというようなことをいい、チケット売場に。。。ふと前に停泊しているフェリーを見ると、フエゴ島のポルベニールという文字が見えます。 ゲッ!なんとなく読めた!これはいけない!ドライバー氏は何かを勘違いしているんだ!これではまたフエゴ島に逆戻りだ!私たちは大慌てでドライバーのもとに行き、スペイン語と英語で一生懸命説明をしました。その緊迫した様子がドライバー氏にも通じたようです。「きみらはポルニベールへ行くんじゃないのか?」というような雰囲気の言葉が聞こえたので、私たちは強く「ノー!サンティアゴ!」と答えました。するとドライバー氏は「名前は?」と再び聞くので、一字一字はっきりと丁寧に答えました。これでドライバー氏も完全に理解したようです。どうもドライバー氏は人間違いをしたようです。私とよく似た名字の日本人を、同じホテルからポルベニールまで送迎することになっていたというのが真相みたいです。 私たち一行が、慌ててホテルに戻ると2人連れの日本人がロビーで待っていました。おそらくその人たちもドライバー氏が時間になっても来ないことにさぞ心配したことでしょう。早速その人たちと交代して、ドライバー氏は慌しくまた港へと走り去っていきました。私たちは再びホテルのロビーで本当のドライバー氏を待ちます。するとしばらくして今度こそほんとうの私たちのドライバーがやってきて一件落着。ようやくサンティアゴに向かって出発です。 |
| サンティアゴでのニューイヤー! |
LanChile航空でサンチァゴに向かう。プンタアレナスの空港にて プンタアレナスでの一騒動のあと、何とか予定の飛行機に乗り、夕方にはサンティアゴに到着することができました。今日は12月31日、ニューイヤーイブです。ここチリの首都サンティアゴでは、どんなニューイヤーを迎えるのかとても楽しみです。もちろん私たちも夜街に繰り出すつもりではりきっています。 ホテルで一息ついたあと、街へ繰り出しレストランで食事をします。レストランではこの後どこでカウントダウンをしようかと、市内地図を広げて綿密な打ち合わせをしました。最終的に2,3の候補地をあげた後、まだ時間も早いので下見を兼ねて各候補地をフラつくことにしました。ニューイヤーイブのせいかどこも人通りが多く賑やかです。まだ12時まで何時間もあるというのに、早くもお祭り騒ぎをしている人たちもいます。私たちはいろいろ歩き回った末、街の中心にそびえるタワーの下でカウントダウンを行うことにしました。 タワーは時間と共に変化するカラフルな照明に照らされてとてもきれいでした。カウントダウンまであと1時間を残して、付近はたいへんな人出です。「ベビーダ!」「ベビーダ!」と叫びながら、飲み物やスナックを売り歩くおじさんの姿も多く、手に手にワインボトルを持って仲間で騒ぐ人たちや家族連れで大賑わいでした。 12時が近づくにつれて人はますます多くなり、まるでどこかの野外コンサート会場のようです。そして12時の合図と同時にタワーの周囲に花火が打ち上がり、集まった人々は歓喜の声をあげて踊りだしたりしました。道路脇ではいつのの間にかラテンミュージックの生演奏が始まり、ラテンのリズムでみんなが踊りだし、街全体が大騒ぎ!道行く車も盛んにクラクションを鳴らして(パトカーや消防車までもが)新年をお祝いしていました。いかにも南米らしい真夏の新年の迎え方だなぁ!などと酔いしれている暇もなく、陽気なおじさんたちに声を掛けられ私たちも仲間入り。私たちはその日夜遅くまで、南米の陽気な新年に我を忘れて大騒ぎしていました。 |